硬式野球部

DATE:2026.04.03硬式野球部

【紙面連動企画】駒大OB?横浜DeNAベイスターズ林琢真選手インタビュー

4月1日発行の第119号で新入生に向けてエールを送っていただいた横浜DeNAベイスターズ林琢真選手。紙面では掲載しきれなかった部分を含めた拡大版をお届けします。

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グラウンドで笑みを浮かべる林琢真(撮影:片岡 桜香)

◆インタビュー

ーー大学時代に学んだことで、プロになった今でも生きていると感じることは

「寮生活など、1人でやる力。今も自主トレを1人でやったりするなど、自分でどう考えて生活をし、試合で結果を出していくかはプロになってからでも生きている。その力は大学時代に作り上げてきたと感じる」

ーー大学生活で印象に残っている試合は

「入替戦に3回行ったことは印象に残っている。特に4年生の最後の秋の入替戦は独特の緊張感もあり、2部で後輩たちに渡すというわけにもいかなかった。1番印象に残っている試合」

ーー大学時代に野球以外でやっていたほうが良かったことは

「野球しかしてなかった。もっと勉強して単位を早めに取り終えれば良かったかなと思うのはある(笑)」

ーー大学時代に結果を残せなかったとき、どのように乗り越えていたか

「4年間通してあまり納得した成績を残すことができなくて、そういう面ではずっと苦しかった。でもなんとかいい成績を残してプロに入りたいという思いがあったので、地道にやっていた」

ーー新しいことに挑戦するときに意識することは

「例えばバッティングフォームを変えるなど、新しいことにトライすることは、結構できるタイプだった。新しいことをたくさんやっていく中で、自分の線を1本引きたいというのがずっとあった。逆にいろいろなことをやりすぎて自分という軸がなかったと感じていたので、なんとかその1本自分の軸を作るためにいろいろなことに挑戦したし、これはいろんなことに挑戦してたからこそ生まれた自分の中での考え。挑戦することはいいことだし、その中で自分という1本の軸を作らなければならないなと、プロに入ってからより痛感している。挑戦は絶対必要だと思う」

ーー昨シーズンは個人でキャリアハイの成績、チームは2位だったがこれを振り返って

「個人的には数字も前のシーズンに比べて上がったが、どうしてもチームは2位でリーグ優勝できなかったということがある。いくら個人の成績が良くても、チームが勝てなかったら意味ないというのは自分の中である。毎シーズンキャリアハイを目指してる中でそこを継続はしていきたいが、チームに自分がどれだけ貢献できるかをより意識してやりたい」

ーー友達ができるか不安な新入生へ、どうやって交友関係を広げていったか

「やっぱり高校に比べたら人も増える。そこで積極的にいろいろな人と会い経験して、そこで得れるものがあると思うし、閉ざして閉ざしてだと見えない景色もいっぱいあると思う。そこもさっきの挑戦につながると思うが、いろんなことにトライして失敗して、またトライしてを繰り返して、思い切っていってみればいいと思う」

ーー大学時代やプロに入ってから寮に持ち込んだものは

「高校時代に『頑張れ』みたいな感じでもらったものは持っていってた。自分の中で思入れのあるものなど、応援してくれている人がいると見ればわかるようなものを持って行っていた。プロでは中学校のクラブチームの監督からいただいた神棚を持って行っていた。今でも家に置いてある。それもやっぱり日頃から『野球をやらせていただいてありがとうございます』という気持ちは常に持つようにしている」

ーー仲の良い駒大OBは

「今永さんは駒大で自主トレをやられていたので、喋ったこともある。今でもたまに連絡をして「頑張れよ」という言葉をいただいたり、僕が「ご飯いつ連れて行ってくれるんですか」と言ったり。まだ1回も連れて行ってもらってないですけど(笑)。駒大はOBの方が素晴らしいし、たくさんいらっしゃるのでいい大学だと思う」

ーー面白かった授業は

「体育の授業は楽しかった。1年生で寮の生活が厳しい中で、檻から抜け出せる瞬間というか。同じ学部の子たちと二子玉の駅に映画を見に行ったりとか。そういう時間は良かった」

ーー好きな学食メニューは

「丸亀は結構食べてたかな。丸亀めっちゃ並ぶじゃないですか。あれを並んで。明太子のうどんを食べていた」

ーー新入生に向けてのエール

「大学はいろいろな面で幅広く、学べることもたくさんあるし、多くの人や先生と出会う。また、新しいことに触れる機会が多い。自分は野球の交友関係が広がったりもあった。社会人になっていく上で、そういうつながりは絶対生きてくると思うし、その人たちから得られることもあると思う。自分の中の檻にいたら出会えなかった人もいるわけで、たくさんの機会を得られる場所だと思うので、その機会を大事にしてほしい。そこから自分には今までなかった新しい考えを得られるかもしれないし、それを社会人で生かして飛躍していくかもしれない。可能性は無限大なので、いろいろなことにチャレンジをし、機会を自分で取りに行って充実した大学生活を送ってほしい」

◆プロフィール

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お気に入りのポーズを決める林琢真(撮影:片岡 桜香)

林 琢真(はやし たくま)

2000年8月24日生まれ。愛知県出身。横浜DeNAベイスターズ所属。

東邦高から駒大に進学し、4年次の夏には大学日本代表として第30回ハーレムベースボールウィークに出場すると、2022年にドラフト3位で横浜DeNAベイスターズに入団した。2024年に球団26年ぶりとなる日本一に貢献すると、2025年は、95試合に出場しキャリアハイの打率.244をマークする活躍を見せた。5月9日の広島戦でサヨナラ打を放つと、印象的なヒーローインタビューを残した。

聞き手:片岡桜香?大岸颯太

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