EUにおける統計地域区分「NUTS2」を白地図ベースとして、1万人あたりの死者数を階級区分したものです。
参考にしたデータは、各国保健担当省庁により、概ね4月24日から26日に発表された数値です。
国により死者数の区分地域が違っているので、できる限り、NUTS2に合わせて算出するようにしました。

【イタリア】
20地方の死者数が公表されており、そのまま用いました。ボルザーノはトレンティーノ=アディジェに含めています。
【スペイン】
海外領土を含めた19地方の死者数が公表されており、そのまま用いています。
【ポルトガル】
海外領土を含めた7地方の死者数が公表されており、そのまま用いています。
【フランス】
病院死と高齢者施設での死亡を分けて集計しているようで、病院死についての13地方のデータを用いました。
実際には1.5倍程度の死者数となると思われます。
【スイス】
26のカントンとリヒテンシュタインのデータが公表されています。これを13地方のデータに調整しました。
【ベルギー】
地方毎の死者数データがみつからず、ベルギー全体で地図表現しています。
【オランダ】
地方毎のデータがみつからず、より詳細な地図画像が公表されていました。色合いを調整の上、地図画像を重ねることにしました。
【イギリス】
12地方のデータが公表されていました。これを10地方に再編集して表現しました。北アイルランド、スコットランド、ウェールズは1地方として扱いました。
【アイルランド】
地方毎の死者数データがみつからず、アイルランド全体で地図表現しています。
【ドイツ】
16地方のデータが公表されており、そのまま利用しています。
【オーストリア】
9地方のデータが公表されており、そのまま利用しています。
【デンマーク】
5地方のデータが公表されており、そのまま利用しています。
【スウェーデン】
21地方のデータが公表されており、これを9地方に再編集して表現しました。
【ノルウェー】
35地方の細かなデータでしたが、これを9地方に再編集して表現しました。
【フィンランド】
5大学のエリア別にデータが公表されていました。エリア別に人口を算出して、地図表現しました。
【エストニア、ラトビア、リトアニア】
バルト3国は、各国とも0.5人/1万人以下で、地図では白色となります。
【ポーランド】
16地方すべてが、0.5人/1万人以下で、地図では白色となります。
【チェコ】
8地方のデータが公表されていました。エリア別に人口を算出して、地図表現しました。
【スロバキア】
地方別のデータが公表されていない様子でした。スロバキア全体では、0.5人/1万人以下で、地図では白色となります。
【スロベニア、クロアチア、ボスニア?ヘルツェゴビナ、コソボ】
いずれも、0.5人/1万人以下で、地図では白色となります。
【北マケドニア、アルバニア、モンテネグロ、ギリシャ】
いずれも、0.5人/1万人以下で、地図では白色となります。
【ルーマニア、ブルガリア】
いずれも、0.5人/1万人以下で、地図では白色となります。
【小国や海外領土など】
バチカン、サンマリノ、モナコ、マルタ、アンドラ、マン島、ジブラルタル、セウタなどについても、一応調べてあります。